この宿に限らず、暑い国では大事なバイクが紫外線からのダメージを避けるために駐輪場にはどの家にも屋根が付いていて、シートが焼けないし雨に降られても大丈夫なのでありがたい。
このヤマハベルはセパハン仕様なのは元からなのか、いや、よく見るとセパレート風だ・・・
さすがカーメンテ屋さんのバイクはすこぶる調子が良くて、一発キックでエンジン始動するし、燃費もそこそこ良いし、ボロいながらも手入れがよく行き届いておる。
センターキャリア部分にチャイルドシートがあって、そこにヘルメットを置いたり、荷物を置いたりできるのでとても重宝しているが、ニヤニヤしながら「おおー!ナイスバイク!」と、スポーティでピカピカな最近の大型スクーターに乗ったタイ人や外国人にちょっと微笑まれられるのがまた心地よかったり、優越感に浸れたりする。
そんな彼らにチャイルドシートを見つけられた時は、絶対笑いを堪えられているのがわかる。
この2ストエンジンはオイル混合なので、リアキャリアに常にエンジンオイルが積んであるのがまた、農家っぽくてダサカッコいいのだ。
このバイクはヘッドライトの明るさがとても弱く、夜間走行はとんでもなく危険だ。
これを貸してくれたアリーはLEDのサブライトを付けてくれて、スイッチがないから右のハンドルにむき出しになった配線を直接繋げる事でサブライトが点灯するようにしてくれた。
しかし、サブライトを付けているとバッテリーが減るのか、チェンマイからパーイへの山道に入るや否や、ビビィーーー!!と変な音がメーター付近から聞こえてきて、終いにはエンストしてしまった。
かなり焦って、ウインカーもライトも点かなくなり、エンジンもかからなくなったが、多分バッテリーのせいだと思って押しがけしたのだったか思い出せないが、しばらくして充電されると治って安心した。
それ以来、サブライトには触っていないが調子は良くなった。
パーイ、ウォーキングストリートのお馴染みの雑貨屋さん。
どうやらここでも大麻が買えるようだ。
並んでいるのは安くて良い物だからだろうか。
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