2020年6月21日最大欠け午後2時41分チェンマイで金環日食

皆既日食ではなく金環日食だが、太陽の光で月の陰に隠れる地球の帯状の地域の中心地は、台湾→中国の成都→チベット→インド北部→パキスタン南部→オマーン→イエメン→エチオピア→南スーダン→コンゴ北部を通過する。

タイの北部であるチェンマイはその月影通過の中心地に、タイの中では近い地域なので、欠け方は50%になるそうだ。

日食の始まりは午後1時頃から、ピークは午後2時半ごろであり、午後4時に終わるということだ。

皆既日食と金環日食の違い

月と太陽の視直径はほとんど同じであるが、月の地球周回軌道および地球の公転軌道は楕円であるため、地上から見た太陽と月の視直径は常に変化する。月の視直径が太陽より大きく、太陽の全体が隠される場合を皆既日食(または皆既食。total eclipse)という。逆の場合は月の外側に太陽がはみ出して細い光輪状に見え、これを金環日食(または金環食。annular eclipse)と言う。場合によっては月と太陽の視直径が食の経路の途中でまったく同じになるため、正午に中心食となる付近で皆既日食、経路の両端では金環日食になることがあり、これを金環皆既日食(または金環皆既食。hybrid eclipse)と呼ぶが、頻度は少ない。皆既日食と金環日食および金環皆既日食を中心食と称する。

Wikipedia
皆既日食で月の影に入ったトルコとキプロス
皆既日食
金環日食

日食はサングラスやフィルムなどで見る事はできません。専用のサングラスか、溶接マスクでみること。でないと、頭痛になったり太陽の残像が目に焼き付いてしまうでしょう。

チェンマイでの実際の部分日食(金環日食)

レベル調整してみると、レンズに乱反射した二つの円弧が浮かび上がった

チェンマイでの部分日食は50%というけれど、相変わらず日差しは強くて全然違いがわからなかった・・・

木の葉の間を通り抜けて円状になるはずの陰が、欠けた太陽と同じく円弧状になっていた。

自分の指で輪っかを作って陰を作ってみても同じようになった。しかしやはり、いきなり真っ暗になる完璧な皆既日食を味わてみたいものだ・・・

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