ソウル在住の彼女が「SOCARというレンタカーが今売り出し中のキャンペーンをやっていて、50%OFFとか色んなディスカウントができるから使おう」ということで、週末は適用外、夜間だと安い、夜間は21:00から2:00までだと50%OFF、入会時1時間無料、1km毎に170円加算?
「乗ればされる!ソチンのためだけに特別割引!」(グーグル翻訳で訳した)とかジョイフルナイトというキャンペーンもあり、ぼくたちは月曜の夜にジョイフルなプランを企てました。
彼女がiPhoneでそのサイトを見ていると、ソウルの弘大付近に物凄い数の営業所?が?!
そんなに大きなレンタカーの会社なんだなーと思ってその時は気にしなかったのですが、いざ宿から歩いて15分の住宅街にある営業らしき場所に地図を見ながらいくと、普通のマンションが建っていました。看板もなく、事務所らしきものもないので、「ああ、1階ではなく上の階の一室なのかな」と思っていると、彼女が「あ、これだ」と駐車場に停めてあるKIAのモーニングという車を指さしました。さっぱり訳がわからず、マンションの前で立っていると、バドミントンのラケットを担いでバドミントンを始める親子なんかぼーっと見たりしていました。
すると彼女はiPhoneのアプリらしきもの(写真)で車のカギをガチャっと開ける・・・
「えっ ああ、そうか、そういうことも聞いたことあるな・・・」
キーレスの進化版でスマホのアプリから車のキーを開けることができるというのを前に聞いた気がしたので、それほど驚かなかったが、いざ車に乗ってみると、次第にこのレンタカー屋の全貌が明らかになってきました。
そう、営業所に雇う人件費が要らないので、その分ディスカウントでき、24時間365日稼働し、さらに駐車場を提供してくれる個人にレンタルのディスカウントで募り、リスクも極力減らしている。ということは、駐車場の持ち主はこのレンタカーを自分の車のように使える。そして使わないときは他の人が使う。全ての管理はWEBにシステムを入れて、ナビと車のコンピュータと連動させれば、走行距離、燃費、予約、ルート、顧客など全てをオートメーション化できる。車を借りる場所はソウル市内であれば1Km以内で手に入るようになる。なんという合理的でリスクの少ないビジネスだ!などと、考えつつエンジンをかけようと始動ボタンを探すが、キーを挿すタイプだ。「キーはどこだ?」と暗い中iPhoneのライトで探すと、キーを挿す位置近くにぶら下がっていた。
ソウルの街は右側通行で日本と逆。片側4車線の幹線道路は制限速度が80km/hと、なかなか慌ただしい運転になります。ショッピングストリートは女性ばかりで、男はどこにいるのかと思えば、道路にいました。車と自転車は男の世界。フェラーリやベンツなど高級車をおもちゃのように乗り回して楽しむ男性陣。確かにショッピングより楽しいですね…
ふと気付くと、燃料が空っぽでした。慌ててナビでガソリンスタンドを探し、満タンに。クレジットカードがフロントガラスのホルダーに刺してありました。
ガソリン代は、60kmほど走って合計12000ウォン(約1300円)
ジョイフルナイトで、6000ウォン
合計18000ウォン(約1900円)でした。
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