梨泰院(イテウォン)というエリアは米軍基地の横に栄えた下町であり、外国人と英語の看板が多く、大学生の多い弘大に比べると健全ではない街で、トランスジェンダー(ニューハーフ)の店があったり、バスドラの大音響が漏れているパブやバーがあったりと、バンコクのカオサンストリートを思い出して、真面目なゲストハウスと、真面目な街に浮いていた気がしていたぼくは些か興奮しました。
このエリアに来たのは、彼女のシェアハウスのマネージャーからの情報で、大阪からゲストDJが来るDiscotropicというイベントがこのイテウォンのクラブで行われるということで来てみました。
現場にバスで到着した私たちは会場前まで行くが、クラブはまだオープン前であり、ちょっと町を散策することに。びっくりしたのはメインストリートに近づくにつれて多くなる人の量。ストリートに建ち並ぶ店は、パプとバーが多くそれぞれ個性溢れる店構えで客を誘惑しています。日本スタイル、イタリアン、アメリカン、ヨーロピアン、コリアンなど、多岐に渡るスタイルで、殆どの店がドアや壁が開閉でき、店内と客の入り具合が一目でわかるオープンな造りになっています。夏なのでオープンにできるけど、寒い冬場はどうするのか見てみたいです。
私たちは彼女の友達のおすすめのDiscotropicというイベントに行くべく、目的のクラブにやってきましたがパスポートの提示を求められました。ぼくは外出時にはパスポートを持ち歩かないので困っていると、写真でもいいということなので、iPhoneに入ってた過去の写真を見せてオッケーでした。
Facebookの情報には入場料20000ウォン(Free Drink)、オンライン予約で10000ウォン(Free Drink)と書かれていたので、てっきり飲み放題かと思っていると、どうやら1ドリンク付きの意味でした… 1000円くらいで飲み放題はないですよね… しかも、カウンターにあるメニューにはビール850円、テキーラショット740円と、かなり高額…
最初のDJは日本の80年代歌謡曲やアニメの主題歌、韓国の子供向け番組の主題歌や韓国歌謡曲。次第に客も増えて来てみるみる満員になり、DJが変わったらしくラテンハウスや、アフリカンと四つ打ちが多くなりテンションも上がってきます。クラブにありがちなハント目的の人達も少なく見えました。韓国でも純粋に音楽を楽しむパーティがあることが嬉しかったです。
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