フーコック島の南部には大小いくつかの島があり、小さな無人島もある。その島々には珊瑚礁が豊富でシュノーケリングのツアーがあったので参加してみた。参加費は1人14ドル。バスで迎えが来て、真珠工場見学、ボートで釣り、離れ小島でシュノーケリング、昼食、サオビーチでスイミングが含まれている。
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ぼく達は朝早く起きて、インスタントラーメンの朝食を食べ、迎えのバスを待った。30人ほど乗れる大型バスが登場し、すでに満席に近かった。というのも現場に1番近いホテルだからぼく達が最後の乗客だった。乗っているのは欧米人ばかりで、ベトナム人が数人、韓国人の家族、日本人はいないようだ。1.5リットルのミネラルウォーターを1人に1つずつ配られ、ツアーコンダクターが英語でジョークを交えながら、毎日繰り返さえているだろう説明を喋っている。その内に先日断念した工事中の南端の街に到着した。工事中の道路を迂回するため、凸凹の未舗装で狭い道を大型バスが入っていく。すると対向車が来て立ち往生する。自分が運転していないので高みの見物だ。彼らの運転テクニックは大したもので、僕らのように整備され管理された道路を走っている者より達者だと思う。車体を大きく揺らしながら前回行けなかった港まで来た。バスを降りるとフルーツ売りや麦わら帽子売りの子供達が群がってきた。ここで帽子やフルーツを買うのが賢い選択だ。ぼく達ツアー客は、2階建てのボートに乗り込んだ。背もたれが45度に傾いた木のベンチが並んでいて、テーブルに脚を投げ出すスタイルが欧米人にしっくりくる。ツアー客をよく観察すると、2人のマッチョな金髪の若い男性、これはやはりホモと見るべきか。明らかに美容整形した顔と身体を持つ2人の白人女性、ぼくと同じくらいの歳だろうか。どこから来たのか話しかけてみると、ロシアだという。ぼくと同じくらい日焼けしていて、尋ねてみるとベトナムに来て1週間だそうだ。夏でも30度近い気温なんてロシアではありえないだろう。間も無くすると、足ヒレとゴーグルとシュノーケルが配られた。そして水上マーケット見学。ここで買った食材は昼食で料理してくれる。昼食はどこかの島に降りるのかと思ったが、船で賄われるらしい。素足マーケットには生簀があり、鯛やカニ、ウニなどが売られていてウニが1つ100円ほどだった。1つのウニから取れる身は僅かなのだが、安いのか高いのかわからない。
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ぼく達の船は釣りのポイントに到着した。釣竿はなく、筒状の糸巻きをくばられた。糸の先には重りと針が付いていて、筒を海に向けるとスルスルと仕掛けが落ちる。巻き上げる時は手で筒に巻いていくシンプルなものだ。これなら壊される心配もないし、安くできるマグロ釣り漁法だ。餌はイカの切り身。棚は底ということで、手の感触で底に着いたか感じなければならない。30分で釣るのは難しいだろう。大きな魚を釣れば、豪華な昼食、小さな魚を釣れば貧素な昼食、釣れなければ昼食はない。と、コンダクターにつまらないジョークを聞かされる。しばらく糸を垂らしていると、彼女に呼ばれた。何か釣れたらしい。慌てて筒を手にすると、何か重い物が引き上げられている感触。魚のような引き込みはない。ビニール袋かと思っていると、途中で針から取れた感触がした。何度か場所を変え、底の棚を探るが当たりはなかった。隣の彼女が20cmほどのキスのような魚を釣り上げて驚いた。引きの感触もなかったようだ。30人で釣り上げた結果は桶に6匹くらいだった。30分では釣れた方かもしれない。
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船は、小さな島の沖のシュノーケリングポイントへたどり着いた。島には食堂があるようで休憩できる。本来は無人島だが、ツアー客用にレストランが作られているようだった。待ちに待ったシュノーケリング、皆勢いよく美しい海に飛び込んだ。彼女は沖縄でダイビングを経験した時に、ボンベでの息ができなくなり、怖さで海に入れなくなったという。ぼくはライフベストを着けるように勧めた。そして、海にダイブした。思ったより珊瑚が黒い。色とりどりの魚がいない。浅い所の水面すれすれに珊瑚があるところは危険だが幾分綺麗だが、タイのタオ島には負けた。同じ海だからと思っていたがこんなに違うものか。1時間のシュノーケリングのあと、船に戻って昼食の時間になった。ぼく達の座ったテーブルには、フランス人らしきカップル、ロシア人の女2人、ロシア人らしきマッチョな男2人が同じ皿のものを分け合って食べる。メニューは、魚のフライ、豚の角煮、野菜の炒め物、卵焼き、ライス、スイカ。欧米人は皆箸を使うのが上手ではない。ぼく達のテーブルは皆ライスを何杯もお代わりし、スイカは特に人気で、すぐに無くなった。他のテーブルをみると余り物が多い。食事が終わり、しばらくすると第二のシュノーケリングポイントに到着した。そこのポイントは前より綺麗だった。綺麗なポイントを後に回す技がツアーを満足させるコツだろう。彼女もシュノーケリングだと上手く泳げるし、手をつないで泳げるし、楽しそうだった。もうちょっと楽しみたいと思うところで時間となった。ヒリヒリとする日焼けした背中のまま、船は港に向かった。皆、濡れた水着のままバスに乗り換え、次なる目的地のサオビーチまで数分で到着した。
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彼女は水が怖くなくなったようで、背泳ぎができるようになった。ふたりで青い空を見ながら浮かんでいると、時間の経つのは早く、すぐに1時間経過したようだ。そのままぼく達は1番早くバスからホテルへ降りた。後で気がついたが、街に近いぼく達は真珠工場見学に行けなかったようだ。
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シャワーを終えたぼく達は、フーコック島最後の日の夜であるこの日、なにか特別な夕食を食べにドゥオンドンの街に向かった。色々と探して、ベトナム人客で賑わっていたナイトマーケット近くのヤギ肉レストランの歩道のテーブル座った。この店はヤギ肉専門店のようで、鍋料理と、BBQが選べる。どちらも二人分で1,000円ほどだった。ビールは100円もしないので2本注文し、炭火が入った七輪でオクラや野菜と一緒に特製のゴマだれにつけて食べると、久しぶりの高カロリーな味と癖のあるヤギ肉の香りに大満足した。その後、そこから歩いてすぐのところで、女性が群がる人気店があった。どうやらデザート屋のようだった。駄菓子並みの値段のパンナコッタのようなプリンが美味しかったが、50円のゼリーは全然美味しくなかった。
その後、地元の人が集まるナイトマーケットを発見して入ろうとすると、バイクが鬼のように駐車してあって有料の駐車場になっている。50円ほど払ってバイクを停め、会場に入ろうとすると100円ほどの入場料がいるらしい。普通の外国人ならここで諦めるだろうが、フーコック最後の夜だったので、奮発して入ってみた。すごい数のマーケットとステージには歌謡ショー、観客は満員で5000人規模のお祭りのようだ。遊具場もあり、抽選会場もあり、BBQあり、フォーあり、見世物小屋まであった。
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