日本を出てほぼタイに居るのだが、去年の12月からなので、もうすでに半年が過ぎた。
予定では桜の咲く頃に帰ろうと思っていたのだが、コロナの影響で身動きが取れなくなり、もはやコロナ難民となってしまった。
私はラッキーだった。
チェンマイからここの瞑想センターに移動した直後に、このセンターも閉鎖されたのだ。
そして、長老の計らいでどこにも行けない我々外国人を、タダで滞在させてくれている。
「貴方たちはどこにも行けないから、ここにいなさい」
「寄付はもういらない。それよりお金に困ってないか?」
「お金が必要なら私があげよう」
と、言ってくれる頼りがいのある父親のようにカッコ良いのだ。
コロナ?
そんな長老から今日の朝、呼び出された。
ライブラリーには、彼の弟子であり、教師であり、瞑想のインストラクターである面々が雁首そろえて座っていた。
私と、私の隣の部屋の日本人が呼び出されて、長老は私たちに、
「わしはしばらく休憩する」
といって、肺が悪いのと、病院の入院の話をしていたので、病気で入院するのだと思っていた。
彼は見るからに以前より痩せこけていた。
彼は死期を悟って、私たちに別れを告げようとしていたのだ。
この時期の肺炎といえば、コロナしか思い浮かばず、身近な人がコロナに感染するという現実と、身近に忍び寄ってきているコロナの魔の手に私は危機を感じて、長老との別れの悲しさもあり、複雑な心境になっていた。
ところが夕方、メキシコ人のアレックスから、長老は5日前に病院に入院していて、治って帰ってきたところだと聞かされて、拍子抜けした。
私のただの勘違いだったのだ。
タイ・エアアジアからのメール
6月6日にチェンマイから、クアラルンプール経由で福岡に行く便を、15,000円で予約していたのだが、数日前のメールでエアアジアからキャンセルされた。
メールには、予約の変更、クレジットアカウントへの入金、返金リクエストが選択できるように書いてあったので、早速サイトにアクセスしてみた。
が、チャット形式の自動案内「AVA」では、乗り継ぎ便の予約の変更は、「直接担当者とチャットしてね」と言われて別窓で待たされることになる。
待ち時間は35分とか書いてあるが、いっこうに繋がらない。
そして、「日本語では対応していません。英語に切り替えてください」と言われてサジを投げた。
クレジットアカウントという、1年間エアアジアで使えるクレジットに支払った金額を貯める方法も、名前や予約番号を入力しても、「申し訳ありません、失敗しました」とエラーになる。
返金リクエストも、担当者と話さなくてはならない。しかも英語で。
当然、航空会社からのキャンセル後は、問い合わせやクレーム処理で混雑するのは、昔から変わらない。
そして、7月や8月のチケットの値段をチェックすると、昨日よりかなり高くなっていた。
特に帰らなければいけないことも無いし、7月末までビザはあるし、値段が落ち着くまでのんびりすることにしよう。
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