日本に帰ってきて、まずは足の確保ということで、キャブレターからガソリンを抜いて、シートで覆っていたホンダのリトルカブのエンジンをかけてみた。
エンジンは何度かのキックでスタートできたものの、前輪タイヤの空気が抜けていた。
ガソリンスタンドで空気を入れてみるものの、シューという音がどこかからして漏れている。
まずは、アマゾンでチューブを買って自分で交換しようとしてみたが、動画サイトで素人がパンク修理に苦戦していて、これは素人が自転車のようにできるものではないと判断した。
その動画では、チューブを傷つけないようにタイヤをはめるのが難しいらしく、何回やっても空気が漏れていた。
結局、その動画では失敗で終わったのだ。
自分でやるのは諦めて、南海部品のサイトでチューブ交換の工賃を調べてみると、工賃だけで3,000円プラス@とチューブ代が必要なので、5,000円くらいした記憶がある。
そこでグーグルマップで「バイク修理」で検索すると、近所に数軒のバイク屋があるものだ。
一番近くの最近できたモダンなバイク屋はグーのサイトがあり、お問い合わせフォームから問い合わせたが、何の連絡もなかった。
そこで、昔からある営業しているのだかわからないほど古い近所のバイク屋に電話してみると、チューブは取り寄せで合計3000円くらいでできるという。
早速次の日に空気が抜けたタイヤのまま、ハンドルを取られながら持っていくと、オーナーのおじさんは知り合いのバイク屋に聞いてくれて、チューブがあるということだった。
なので、夕方にきてくれたら出来てるというので歩いて帰って待っていると、昼の1時前には電話がなって完了したという。
バイク屋のおじさんは、一人で経営しているらしく、工賃が安くできるのだという。
何か手助けできないものかと、宣伝しましょうかと尋ねると、いや、宣伝はしない方が良い。なぜなら、体に障害があって忙しくなると体がついていかないということだった。
なので、ここではバイク店の名前は伏せておくが、昔ながらのバイク屋や自転車屋を訪れてみると、世間話やバイクの話など情報も教えてくれるし温かみがあるので、大事にしていきたいと思った。
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