色んな部分が緩んだ古い家では、音が大きくて激しく感じた台風が過ぎ去り、大気は軽く、透明度を増して落ち着きを取り戻した。

冷たく澄み切った空気を持つ冬の訪れの前に、仕事で家に篭って電子機器と格闘したいる毎日だったので、沈む夕日に追いつこうと自転車を走らせた。

緩い登り坂をギアをシフトしながら息を切らせていると、小学生男子に挨拶された。

どこの神社も五感を震撼し、魅了する大きな楠が敷地に佇んでいる。

夕日に照らされた楠を1ショット。
適温と空気の透明さで、同じバイブレーションを感じた人達が外に出ている。

犬の散歩だったり、子供と公園で遊んだり、自転車で散歩したり。

この辺りは灌漑用の小さな溜池が多い。

ギリギリ沈む前の、森を光が通して水面に映された夕日をショット。

Wi Maxの感度は良好。
アップダウンが多い山の麓までやってきた。

仕事帰りの車が国道のラッシュを避けて、細い林道を駆け抜ける。

子供の頃から遊んでいて、盆踊りによく行っていた南原公園のベンチから夕日が沈んだ空をショット。

反対側には、沈んだ夕日を追いかけて、満月が顔を出したので、1ショット。

なかなかローカルなアルバムになりました。

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