場所は明かせませんが、ここは私のお気に入りの北九州市内にある野池で、透明度が高く、ブルーギルがほとんどいなくて、型は小さいものの魚影がかなり濃く、釣りをする人も見かけたことがないので全くすれていなくて、よく釣れる場所なのでそっとしておきたい秘密の野池です。
フローターで流れ込み付近に行くと、その透明度が高くて数メートルあるであろう池の底が見える瞬間に、ゾッとします。なぜなら全く見えない恐怖もあるけれど、見える恐怖もあるからです。
透明度が高いということは太陽の光が差し込むので水草がよく成長します。
水草が多いと小魚の隠れ場所が多くあり、まるで水中のビル街のように水草の隙間に多くの魚が行き交っています。
この池には大きな野鯉も多くいて、時々横を巨大な70cm級の黒い野鯉が横切るとまたゾッとします。
この静寂で一人きりで水の上に浮き輪で浮かんで、自然の中に溶け込んだ瞬間を味わっていると、もう釣りなんてどうでもよくなることが多いです。風の谷のナウシカの最初のシーンの腐海でナウシカがぼーっとしている心地よさの気持ちがよくわかります。
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