神戸から関空へ
神戸のマーシーの家で仕事をさせてもらい、彼女と待ち合わせている関空へ。国道2号線を渋滞の中、4時間ほどかけて関西空港に渡る橋の手前のりんくうタウン駅まで車を走らせる・・・ 雨が降り気温が高くスチームサウナのような車内はとても不快的。関空に行く橋は通行料金が往復2000円くらいするので、彼女に橋を渡った駅まで来てもらうことに。
りんくうタウンから東北へ
予定より2時間ほど早く到着したぼくは、りんくうタウン駅の近くのコンビニに車を停めてしばし仮眠。起きてから自転車に乗って駅周辺を散歩してみました。この辺りは新しい町らしく、歩道橋の下にはフェンスが建てられており、自転車駐車できないようにしてあります。ホームレス予防にもなっているのでしょうか。写真が殆どないのは運転ばかりで余裕がないトリップだったのです。間もなくして駅の改札で待っていた僕に声をかけた彼女は大阪の蒸し暑さに汗ビッショリでした。ちょっと探したらしく、駐車場に行ったりしたようです。そのまま、新潟目指して北上していきます。小雨が降る中でしたが、テンションがアップして楽しい夜中のドライブの始まりです。京都までは高速道路のような幅広い国道とバイパスを80km/hで飛ばします。田舎もんなので、整備されたバイパスに一番びっくりでした。しかし小腹がすいてもラーメン屋一つ見当たりません。渋滞を無くすために国道沿いには食堂を作らないのでしょうか。京都に到着したのは夜の1時ごろ。どこも空いていないので止む無く吉野家で麦とろ定食を食べました。せっかくの京都なのに残念です。眠そうな彼女を助手席のシートを倒し、車中泊用にフラットにして、完全に足を伸ばせるようにベッドを作り、彼女を寝かせました。それからはまた孤独な運転の始まりです。まるで宇宙空間を航行する飛行士のように夜のバイパスを流します。朝方、力尽きたぼくは日本海側の道の駅でしばし仮眠することにしました。彼女が助手席で寝ているので、ぼくは道の駅の情報部屋のベンチで寝ることに。疲れていると硬い床やベンチでも寝ることができます。日が昇って出発して何十キロか走り、スタンドで燃料を補給していると彼女が道の駅にBirkenstockのサンダルを忘れたことに気づきましたが、フェリーの時間があるので引き返すことは無理でした。。。。可哀想にお気に入りのサンダルよさらばです。写真は空腹で入った国道8号線によくある8番ラーメンです。味は・・・ですね。なぜかGoogleマップスでナビしていた到着時間より1時間遅れることになって慌てて高速道路に乗り、ギリギリフェリーの出航時間にセーフ。あらかじめネット予約していた日本海フェリー新潟→小樽への手続きをしました。
青函トンネルって自動車は通れない!?
実は九州人で北海道に行ったことが無かったぼくは、九州と本州を結ぶ関門トンネルや関門大橋などあるので、青函トンネルと聞いたことがあり、車で北海道に行けると勝手に思い込んでいましたが、飛んだ誤算でした。青函トンネルは鉄道だけなんてことを知ったのは、彼女が飛行機のチケットを取った後でした。ならば青森の最北端から北海道の最南端にはフェリーが安くてあるはずだと思うと、なんとこの時期は片道1万円するという。関門トンネルなんて軽自動車だと100円ですよ!そうか、距離が全然違うのですね・・・
色々調べて割引なんかも見た結果、新潟から小樽へ行くフェリーが一番経済的らしく、それでも片道2万円はぼくには厳しかったですが、もう今更後へは引けませんでした。
日本海フェリー
18時間のフェリーの旅、2万円の価値はありました。大きな船体、ラウンジも広くクイズラリーや映画、大浴場、レストランなど充実していました。出航のときにhデッキに出てみると、カモメたちが餌をもらいに船を追いかけている光景が旅の門出を祝ってくれているようで圧巻!まずはコンビニで買った弁当を家族やお年寄りが集うラウンジで食べ、彼女のホインがセブンイレブンのデミグラスオムライスの美味しさに感動していたのが記憶に残っています。二人とも長時間のドライブに疲れていましたが、船旅の始まりに少し興奮気味。ぼくも殆ど寝てないまま、フェリーで寝れるので一安心。久しぶりのビールで乾杯しました。外国人は日本の色んなものが新鮮で驚いてくれるので嬉しいです。
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