札幌に到着したぼく達は、友人のYくんを訪ねました。Yくんは石垣島の宿で知り合い、ともに1か月ほど生活した仲でした。彼の家は札幌の南に位置しており、ちょうどお互い土日で仕事が休みだったので彼の家族を紹介してもらいました。更に彼の友達のT君を紹介してもらい、その日はT君の家に泊めてもらうことになりました。翌日、札幌市の中心地、狸小路商店街でお祭りがあるということで、遊びにいくことに。中心部は駐車場が高いので最寄りの駅の駐車場に車を停め、JRで狸小路にいくことに。
狸小路は多くの人で賑わっていました。福岡に比べると人か多く街も大きい気がしました。生ビールが200円で飲めるスタンドで飲み会に行ったYくんが以前勤めていた会社の同僚とその奥さんを連れて来て紹介してくれました。Yくんもだがその人も営業マンらしく、感じのいいリアクションが大きくて喋りやすい人でした。そのまま、ホッコリ酒場というBARへ連れて行ってもらうと、なんとグレイトフルデッドのファンが集う飲み屋で、先日行われたGD50周年に行ったというデッドヘッズがわんさか。みんな紹介してもらいましたが、疲れと酔いであまり話せなかったのが残念です。
始めて足を踏み入れた夏の北海道の感想は、沖縄でもそうであったようにぼくの日本のイメージとは全く違うものでした。人々は倭人である中国系の漢人は少なくなり、色が白いヨーロピアンの混血もチラホラ見え、琉球人のような顔立ちの人もチラホラ。九州に多い大和人もいたり、多種多様。道路には雪が積もった時に道幅がわかるように、路側帯部分の上に矢印の標識が並んでます。見たことのない松や杉、椵木などの針葉樹林と、咲き乱れる花々。屋根瓦は無くなり、煙突のある北欧の家のような可愛い造りの家々。爽やかな春のような気温に丁度良い湿度。快適でロマンチックでメルヘンチック。
Leave a Comment