日が暮れて、夜9時頃に屈斜路湖に到着したぼく達は、前もってチェックしていた温泉を目がけて走りました。ぼくの目的地の決め方は、Googleの検索で「屈斜路湖 温泉 キャンプ場」や、北海道キャンプ場ナビのサイトで良さそうなところを目指します。屈斜路湖には砂湯という、湖の水際の砂を掘ると温泉が湧き出るというキャンプ場に狙いを定めました。
屈斜路湖に着いたのは夜遅くでした。空腹なのに良さそうな食堂は無く、その辺の空き地で彼女が食べたがっていたスーパーで買った生麺の焼きそばを作ることにしました。その場所はものすごく蚊が多く、点火スイッチが解けた古いストーブにフライパンを置き、買っていたイカを丸ごと一匹さばくところから始まりました。水でイカをよく洗い、小さなナイフで足を切り、水をよく切ります。手がベトベトでイカ臭くなりながらも、キャベツ、玉ねぎを加えて炒め、麺を入れてほぐし、粉のソースをまぶしてできあがり、食べてみたけど、あまり美味しくありませんでした…
Google mapsでキャンプ場手前に温泉を発見、看板もない舗装されてない道を地図に従って入っていくと、駐車場があり径10mはありそうな丸い池が湖と駐車場の間にあり、塀はなく、脇に脱衣所が二つあるだけ。もしやと思い、降りて水を触ってみると暖かい!満点の星空の下で流れ星を見ながら大きな温泉を2人占めしました。最初の写真は夜だったので露出が足りず、昼にもう一度写真を撮りに行ったときの写真です。
温泉を堪能したぼく達は、そこから車で数分のテントがひしめき合う、木が点々とあるキャンプ場にテントを張ることにしました。駐車場は満車状態でしたが、一台だけ停めるスペースがあったのでラッキーでした。彼女はもう助手席で夢の中、ぼくはのんびり荷物を持ってあまり周りにテントが張られていないハンモックが張れそうな間隔の木がある木陰に陣取りました。ペグを打ち、やっと持ってきたハンモックが張れました。眠そうな彼女を起こしてテントに誘い、ゆっくり眠りにつきました。
翌朝、空腹のぼく達は早速、チャパティとカレーを作りに炊事スペースに。今回はズッキーニとナスとイカのカレー。彼女に伝授した小麦粉からチャパティを練ってもらい、丸く平たく伸ばしてもらい、フライパンで焼き上げます。
炊事スペースがあると料理がしやすいですね。出来上がったカレーと数枚のチャパティをテントに持って帰って、タコスのようにキャベツを挟んでいただきました。モチモチで今でもあの美味しさは忘れられません。食事を済ませて、暫し仮眠して、2人であたりを散歩しました。土曜日なので家族連れが多く、子供は水着で砂場に掘った穴に入って楽しそう。そんなに天気も良くなく、気温も高くないので、水着にはなれません…
掘られた穴から温泉が湧いているかと、手を入れてみると… 冷たいです… そんな感じの砂湯温泉。道人の友達も知らない観光地でした。
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