ラオスというと、日本人にとっては聞き馴染みの少ない国で、「ラオスって国なの?」という声も聞かれます。
ラオスはタイ、ベトナム、カンボジア、中国に囲まれた東南アジアの自然豊かな国で、主要な産業はメコン川での発電くらいで人口も少なく、アジア最貧国。
ノービザで滞在しても一旦他の国に行けば、また滞在できる『ビザラン』が可能な、のんびりした国なのでぼくは大好きです。
19世紀半ばにフランスがラオスを含むカンボジア、ベトナムを占領し植民地化したが、太平洋戦争時、日本軍はフランス軍と戦って勝利し、各国を独立させた。
日本ではアジア各地を占領した日本軍として、社会の教科書で『悪者』としてぼくたちの頭に叩き込まれ、教え込まれたが、これはGHQの思惑であり、実際は我らが日本軍はアジア諸国を植民地から解放するための戦いだったことが、アジアを旅して今更ながら実感している。
ラオスは「何もない」国と言われていますが、確かに何もないかも知れないけど、何かある国なんてあるのでしょうか。競馬もパチンコもツタヤもコンビニもイオンも無いけれど、そんな便利なものがあっても満たされない人には、色んなものがあるかもです。
ラオス料理
BeerLao
まず『ビアラオ』という美味いラガービール!
これはタイガーより、シンハーより、青島より、サイゴンより、333より美味しいです。
ソムタム
そして青パパイヤの千切りと、トマト、唐辛子、インゲン、ピーナッツ、ライムを絞って、ソムタム用の壺に入れて木の棒で叩き潰したサラダ『ソムタム』。
ソムタム壺が目印なので、壺の置いてある食堂には必ずあります。火を使わないので、すぐにできてキャンプにも最適!
甘辛酸っぱいですが、唐辛子を一本だけにしてもらっても、とてつもない辛さなので、ビールかカオニャオをセットに!
カオニャオ
ラオスの代表的な主食は、細長い餅米を小さな竹かごに入れて蒸した『カオニャオ』。電子レンジなど無いラオスでは、作り置きしているのでちょっと硬めの冷えたご飯が出てきますが、炊きたてが出てきたらラッキー。カゴに入ったカオニャオを手でとってソムタムの汁に付けながら、炭火で焼いたカリカリチキンと一緒に食べると美味しいです。
概要
通貨:ラオスキップ(1円=75kip)、USドル
言語:ラオ語
位置:ラオス南部、カンボジア国境から10キロ、4000にも及ぶメコン川中流域の中洲の1つ(4000 islands)
交通:トゥクトゥク、ボート、貸し自転車(10000キップ)、貸しオートバイ
娯楽:スイミングプール、魚釣り、カヤック体験、滝あそび、サイクリング、チュービング体験、川イルカ探索、ナイトバー、リラックスできるレストラン、ドラゴンウィード、ラオビール
気候:サバナ気候 乾季は乾燥していて、毎日晴れていた
気温:1月の最高気温34度、最低気温16度 朝晩は冷え込むので防寒着必須、泳ぐなんて、34度でも無理でした
ゲストハウス
サンセットには30000キップ(約400円)のバンガローあり、共同トイレシャワー、エアコン無し、蚊帳あり、個室、リバービュー、サンセットビュー、隙間だらけでも、屋根と壁があるだけで心地よく眠れます。但しサンセット方面には宿が少ないし、宿代が安いということは、日差しが暑すぎるのでは無いだろうか。西日にずっと照らされるのはキツイ、もしくは蚊が多いとか。
イギリス人のオジさんが客引きしてタダで生活していることをボランティアというらしい。何軒かバンガローを見て回ったが、壁に大きな穴が空いていていたり、床のマットが剥げて隙間のある板がむき出しになっているが、ドアがあって南京錠まで付いている。窓には鉄格子。セキュリティは万全だ。熱いシャワーが出なくて、ほとんど風呂に入れなかったが、水洗の洋式便器が部屋にある。
ピースフルでチルアウト
何も無いラオスの中で、更に車も走っていない、ガスも水道も電気もままならない川の中にある島。
大型のバイクではなく、50ccの原付でトコトコ島を散歩していると、シラフでも天国感と多幸感がジワジワと湧いてくる。すれ違うツーリストに挨拶しながら、「あっちに行くと何がある」とか情報交換しながら島を探検すると楽しい。
島で車が走っているのを見たことがない。(23歳ベルギー人)
水牛が水浴びをしたり、ニワトリやヒヨコが走り回ったり、椰子の木の木陰でのんびりメコン川を眺めながら一服するとモアベター。(44歳日本人)
他は知らないけど、メコン川が一番美しいと感じた場所でした。(26歳ニュージーランド人)
ドラゴンウィードは最高!(22歳アメリカ人)
牛が放し飼いなので、ゴルフ場みたいに芝生がキレイ(23歳台湾人)
この世の楽園、そのままでいて欲しい(65歳イギリス人)
最後の楽園
メコン川最大の滝
グーグルマップで見てみると、茶色いメコン川に白い部分が横に並んでいるのがお分かりか。それがメコン川最大の滝で、船による流通を遮る滝の群だ。下の写真の三日月状の島がデット島で、橋でその下のコン島に渡れ、滝を見ることが出来る。(有料)
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