この日でラオスに入国してから、ちょうど14日目。
そこで予定通り、ビザランのためにメコン川を挟んでお隣タイの街、ノーンカーイにバイクで行ってみることにした。
前回来た時はバスでノーンカーイまで行って、ノーンカーイの街で一泊したのだが、今回は好きな時間に帰ってこれるので、その日のうちに再入国することにした。
ビエンチャンからは、バイクで約1時間ほどで国境の友好橋へ到着する。
ちなみにバスだと、タラートサオのバスターミナルから片道約200円でノンカイまで行ける。
結果として、かなりスムーズに国境を超えて戻ってこれたから、あまり覚えていないのだろう。
ラオス側の自動車レーンに普通にバイクを止めて、イミグレーションでスタンプをもらう際に、「どこへ行く?」「タイだ」「戻ってくるのか?」「ああ、戻ってくる」という簡単な質疑応答でスタンプがもらえる。
要するに、レンタルバイクでビザランのために国境超えする観光客が多いということであり、そういう輩が多いということは、いちいち賄賂を取っていたら口コミで広がり、親方にバレて税関職員も自分の首を絞めることになる。
そして、ゲートを超えると橋の手前で右側通行から、左側通行への切り替えのための交差するポイントがある。
そう、ラオスは右側通行で、タイは日本と同じく左側通行なのだ。なのでバックミラーは片側だけでなく、両方につけている方が良い。
そして、友好橋を渡るとタイ側の一際大きな国境ゲートへ到着し、「どこへ行く?」「ノンカーイだ」「ラオスに戻るのか?」「ああ」と言うと、これまた難なくスタンプを押してくれて、通過させてもらえる。
ここで、「どこへ行く?」の質問に対し、「ミャンマーだ」とか「バンコクだ」と言うと対応が変わってくるだろう。「お前はミャンマーへはバイクで行けない」とか「お前はバンコクにはバイクで行けない」という対応になるだろう。
つまり、バイクで国境を超えるのを許可されるのは、『ビザラン』のためだけということになる。
実際に、ビエンチャンからタイ側へ抜けたことは無く、その後、タイ側からラオスに戻ってくる時に一悶着あったのだ。その話は、後日。
そして、ノンカーイの街をぐるりと回って、以前に泊まった宿の前を通ったりして、思い出に浸りつつタイバーツを持っていないので、何もできずにその日のうちに帰ってきた。
前回も感じたのだが、タイはセブンイレブンなどのコンビニも充実しているし、ラオスに比べると日本に近い文化を感じることができるのだが、物価が高いような気がした。
そして、帰りしなも難なく国境をスルーしてスタンプを押してもらい、ラオス滞在可能日数をリセットできたのだった。
ちなみにタイはビザラン防止のため、陸路で入国できるのは年2回まで。
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