ミャンマー ヤンゴンのホステルでの生活

私は朝食後、右側の目が腫れて激痛になっていた。原因がわからない。とりあえず痛み止めを飲んで、クララからの誘いを断って寝た。

クララは一人で博物館に行き、シュエダゴンへ行くと言っていた。博物館は5000チャット、シュエダゴンは10000チャットの入場料が外国人にだけかけられている。

昼過ぎには痛みが収まり、昼食を食べに知り合った埼玉の日本人と近所の屋台に行った。

彼はインド、ネパールと訪れて、陸路でミャンマーに入ったらしい。そしてベトナムのハノイに行き、タイに行くという。久しぶりに音楽が好きな共通点のある変ではない日本人に出会った。そう、変な日本人といえば、同じ宿に長期滞在しているクリスチャンの46歳のおじさんだ。プロテスタントのしかもパブテストであり、神の国へ一緒に行こうとか、聖書を読むことを勧めてきたり、奇跡を信じていて、キリストは蘇ると本気で信じている稀な人なのだ。勿論、そんな事を日本で言っていると敬遠されてしまう。だからミャンマーに来たのだろう。教会に一日中居て日本で宣教師になりたいという。見た目もスタイルも良くはないが、とても真面目で日本語で話すことに飢えていて、話すと嬉しそうに何時間も話してくれる。喋り方も内容もかなりズレていて楽しい。私はその人のファンになってしまった。

その埼玉の彼と街をブラつき、適当な串屋の屋台に座ってみた。一つの串に一口サイズの豚の各部位が並んでいる。それを甘辛いソースにつけて食べる。一本100チャットでライスが300チャットだ。豚皮、豚バラ、豚軟骨、豚レバーなど、10本分食べて丁度良い。

更に関西人の二人と知り合い、自転車でインドネシアからやってきたドイツ人女子にも出会い、宿は賑やかになってきた。

部屋数とベッドの数が多く、ヤンゴン最安の宿なので、各国の旅行者が集まっている。不思議と韓国人は居なかった。

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