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12月の八重山諸島 竹富島

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石垣島からフェリーで10分ほどに位置する、竹富島は周囲9㎞、人口320人のサンゴ礁の隆起によってできた小さな島。
久々に晴天に恵まれた日曜日に、竹富島に訪れてみました。
石垣島のフェリーターミナルで竹富島までのフェリー往復チケット¥1330(片道¥690)ほどを買うと、竹富島の地図と各離島へのフェリーの時刻表をもらえます。
フェリーターミナルの土産物屋を見ていると、30分おきに発船するので小さな高速船に乗り込みました。
12月はシーズンオフなので、乗客は少なく波も穏やかで、程なくして心地よい眠りに・・・

竹富島の桟橋を降りると、さっそくレンタルサイクルや民宿のお出迎えバスが並んでおり、皆さん流れに身を任せて連れて行ってしまいます。
周囲9kmの島なのでレンタルサイクルは必要ないし、写真をゆっくり撮って歩いてゆっくり回りたかったので、徒歩で島の中心へ。
気温は20度前後で、日差しがあっても過ごしよく、上はタンクトップの上にロングスリーブTシャツとコットンのシャツ、下はレギンスにショートパンツ、裸足にサンダルというスタイルで丁度良いです。
集落に向かって歩いていると、牧場があり牛たちがのんびり放牧されています。
10分ほど歩くと集落が見えてきます。

写真は石垣から生えているデイゴ(?)

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竹富島は珊瑚の隆起によってできているため、山はなく平坦な島です。
島の中央に集落が集まっており、それぞれの家には石垣がきれいに組まれていて、アスファルトではなく、白い珊瑚や貝が細かくなった砂が敷き詰められています。

第一村人は、ものすごくゆっくりリアカーを押すお婆さん。
「こんにちは」というと、島のことや家族の事や、自分のことを色々と教えてくれて、一緒に散歩しました:)
一昨日まで寒かったけど、土日は晴れて気温も上がったので、散歩に出てみたそうです。

竹富島のシーサーは沖縄本島のものとはちょっと変わっていて愛嬌があり可愛いです。
門の両側に阿吽で並べておらず、屋根瓦の上にいたりします。

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島の人たちが島を常に美しく保ってくれている竹富島には、ゴミ焼却場がないのでゴミ箱がありません。
ゴミは必ず持ち帰りましょう。
宿泊もゲストハウスや民宿以外では禁止されています。
浜でキャンプして~と思うかもしれませんが、洗濯物を干した生活感あふれるテントが沢山並んだり、飲んで騒いでゴミが散らかって~というような想像ができると、見た目にも美しくないですよね。
それほど神聖というか、島の人と観光客の努力で美しさを保てている島です。
そういえば、タイのコ・パンガンは海は綺麗だけど、ツーリストのマナーの悪さが島を汚していますね。

竹富島では野生のようにパパイヤがどこにでも生えていて実を付けています。
甘くて酸っぱくて物凄く唐辛子辛いタイ料理『ソムタム』が大好きなのだけど、九州では売ってないので、作れずに悔しかった思い出があります。

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グラフィックが亜熱帯でトロピカルでファッショナブルな看板。
ちろりん村がヒンドゥー語ぽいところがインド好きのツボをくすぐります。

石垣に赤瓦の屋根に白い縁どり、屋根には竹富シーサー。

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桟橋からまっすぐ島を横断すると、星の砂で有名な浜につきます。
珊瑚と貝殻と微生物が砕けてできた砂はカルシウム豊富で真っ白な浜辺を作ります。

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水質はとてもクリアで透き通っていて、自分の心と体も透き通ったように錯覚するチルアウトな空間。
この時期はアーサ(青のり)のシーズンで、浜辺には青のりが沢山。

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長年愛用しているKEENのサンダル。
一緒に色んなところを旅してきました。
水抜きの穴が沢山空いているので、水たまりを踏むと逆に水が入ってくるのが難点。

星の砂はなかなか見つからないですが、そんなことどうでもよくなるほど、きれいな砂ときれいな海、空、空間。

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右側の海の上に白い部分が見えたので、サンダルを脱ぎ裸足で行ってみるとコンドイビーチにつきました。

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ちょうど満月のお昼だったので潮が引いていて、ひざ下まで水に浸かって遠浅の丘へ渡ることができました。
白くて足跡もない、波で描かれた砂の模様を足にすると、更に自分の身体の透明感が増したような気分に浸ります。

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写真ではわかり辛いですが、海の色が本当のアクアブルーです。
太陽の光を浴びて、発光体のように光り輝いています。
10月11月ごろなら泳げたし、シュノーケリングもできたでしょう。
リーフまで行くと海の楽園が見れたでしょう。

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コンドイビーチには猫が沢山いました。
人懐こくて、ずっと傍にいてくれました。

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