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ぼく達は朝5時に起き、6時発の廉定(カンディン)から甘孜(カンゼ)へのバスに乗り込んだ。
バスターミナルは、6時発のバスが多く、相変わらず行われている荷物のチェック待ちで人が溢れていた。バスの窓は、外気温と内気温の差で曇っていた。カンゼまでは舗装路を走るものの、時折工事のためにダート道を走ることになる。バスが走り出して、何時間か眠りについたときにバスは渋滞で荒れた道路で止まった。放尿のついでに渋滞の様子を見に行くと、数台先で、大型トラックが立ち往生していた。原因は道路の中央まで積もった土砂に混じった大きな石がトラックの前タイヤを押さえていた。トラックは普通車も通れないほど真ん中に止まっていて、ドライバー達が降りてきて側溝に石を投げ込んでいた。どうやら側溝を石で埋めて、道路からはみ出して戻ろうという魂胆だ。まずは四駆が通り、上手くいった。次はバスの番だ。ぼく達を乗せたバスのドライバーは黒のタンクトップに黒のズボンを履いて黒いティアドロップをかけたガタイの良い粋なおじさんだ。運転にはじしんがあるようで、他のバスは乗客を降ろして車体を軽くしたのに対して、乗客を乗せたままなんなく石で埋めた側溝を乗り越えて、見事状況を突破した。1時間近く足止めされたが、バックパッカーにはお約束のトラブルで、男性陣は張り切るしお祭りのようで皆楽しい。バスは軽快に青い空と白い雲と、深い緑と黄色い花畑と、道路傍に立ち並ぶ並木を安全運転で進んでいった。まるで天国かと思うほど、充実して夢現つなひと時。バスの乗客はコクリコクリと首を左右に揺らしながら、高地に向かう揺籠に揺られていた。間も無く何度目かの休憩で、昼食となって、バス会社と契約されたらしきドライブインに到着した。ドライブインといってもテーブルと床に食べかすが残ったハエの飛び交う小屋で、1人20元約320円の給食のようなトレーに乱雑に注がれるお菜と、パサパサのご飯を並んで手に入れなければならない。味はそこそこだが、雰囲気は最悪で、バス会社と食堂の売り上げの配分率はどのくらいだろうと考えながら、戦時中の配給のように急いで貪りつくのだった。そして再びバスに乗り込み、流れ行くスケールの大きな自然と、徐々に木が無くなってゆく山、次第に多くなる木造煉瓦造りのチベタン家屋を見ながら、更に眠りこけるのだった。
甘孜(カンゼ〜正確に発音すると「ガンズィ」)に到着したのは、昼の3時ごろだった。実に9時間の乗車時間だった。甘孜(ガンズィ)は更にチベタン色が濃くなり、埃っぽく、街は乱雑としていて、まだ未開発なのが伺える街だった。高層ビルなど無く、ユースホステルもない。空腹のぼく達はまず腹ごしらえに適当な食堂に入った。英語のできる若い女性が注文を聞きにきた。他の席には、チベット人の親子が後からやってきた。チベット人の男性はやや長髪で、カウボーイハットを被り、長い数珠を首から下げるか、いつも手に持っている。アクセサリーもよくつけていて、ターコイズとシルバーの指輪やイヤリングが多い。女性もカウボーイハット被っていた。上下黒の服を着て、さながらアメリカインディアンを思い起こす。
食事を終えて、宿を探しに歩いてみた。歩道はあるが工事中な部分が多くて歩きづらい。標高が高いので少し歩くだけで息苦しく、バスに長時間揺られていたので頭と肩が痛い。彼女は嗚咽するようになり、歩けなくなってしまった。近くにあった薬局に手頃な横になれそうなカウチを見つけたので、人の良さそうな主人に「ちょっとここで寝かせてもらえないか」と身振り手振りで伝えると、快く承諾してくれて痛み止めの錠剤までくれた。このまま彼女をここに寝かせるわけにはいかないので、ぼくは宿を探しに街を歩いた。バスターミナルの付近には賓館と書かれた宿泊施設が多くあったが、どこも一部屋120元約1800円と、やや高くてバストイレは共同。しかもとても汚い。あきらめて薬局に帰ると、彼女は大分元気になっていた。廉定で出会ったフランス人女性が勧めてくれたヒマラヤ賓館を街の人に尋ねると、有名らしく、バスに乗って行くといいと言われて、バスの運転手に伝えた。ヒマラヤ賓館はバスターミナルから2キロほどにあった。大きな看板に「喜馬拉雅賓館」とあるのですぐにわかると思う。
喜馬拉雅賓館(ヒマラヤ賓館)
1泊130元(一部屋2ベッド)トイレバス、Wi-Fi、テレビ、ホットシャワー、湯沸かしポット、電気毛布、湯沸かしポット、バスタオル付き。
バスターミナル近くの宿を見た後では、かなり良い宿に見えた。ロンリープラネットに載っているホステルらしい。成都以来、2人とも体調が芳しくないので、寝ることにした。息苦しくてなかなか寝付けない日も多い。やはり高地順応は難しいのだ。
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