アイ・ラブ・HCM
私はベトナムのホーチミン、またの名をサイゴンが好きで、ビザのためにベトナム人と結婚して住みたいと思っている。なぜサイゴンが好きかと良く聞かれるのだが、何故だろう・・・ 多分、インドのような混沌とした、ちょっと歩くだけで体が真っ黒になるバイクだらけの街と、あまり格好つけないベトナム人と、日本料理に似た味付けの料理と、何より男心と女心をくすぐるフランス植民地時代の名残りと、ベトナム戦争でアメリカに勝利した社会主義を前面に押し出した、でも中国のような共産主義ではない政府と、私が大好きなミリタリー色であるオリーブ色が多いことと、他にも多々良いところはあるが、とにかく好きなようだ。
バンミ
ベトナムのフランス統治時代の名残りで、街中にはフランスパン(バケット)のサンドイッチである「バンミ」の屋台が多く見受けられる。バンミは、作られたパン屋は違うものの、ほぼ皆んな同じ味で同じ食感と大きさのフランスパンを使い、具は店によって様々だが、キュウリ、大根と人参の漬物、ハム、パクチーが共通しているようだ。それに卵焼きを入れたり、チーズを入れたり、揚げた豚の皮を入れたり、マヨネーズ、チリソース、ヌクナムという魚醤を入れたり、本当に様々だ。値段は屋台で1万ドンから2万ドン。日本円で50円から100円となる。
路地の生活感
サイゴンの街の各ブロックには、車が入っていけない狭い通路があり、静かで開けっぴろげな地元の人々の暮らしと生活が丸見えでよくウロウロしていた。通り抜けれない通路も多く、そんなところは外国人もあまり入ってこないので、部落の人たちに驚かれる。「そっちはいけないぞ!」とよく言われる。
街ブラしていると、大通りの歩道に鷹を発見。ベトナム人は本当に鳥を飼うのが好きなようだ。
ベトナムコーヒー
普段あまりコーヒーを飲まないぼくだが、ベトナムコーヒーは味が濃くて、甘くて苦い。ちょっとチョコレートのような、ココアのような味がするのが特徴で、一緒に出されるジャスミン茶一緒にチビチビとゆっくり飲むのが楽しい。街角には屋台のカフェ(Ca Phe)も多くあり、1万5千ドンから2万ドンが相場だ。小さな屋台のカフェにもWi-Fiが完備されていたり、ベトナム人のおじさんと話をしたり、カフェのお姉さんと話をしたり、他の屋台から出前をとったり、暇潰しには事欠かない。
Bun Thit Nuong
前投稿でも紹介したが、ブンティットヌォンという焼肉サラダ麺。細いBUN(米麺)の上にキュウリやシソやなま酢、そして炭火焼の焼き鳥、揚げ春巻きなど乗せ、ヌクチャムという甘い醤油ダレをバケツから掬ってかける冷麺。毎日食べていますわ。
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