- ベトナム側国境 Moc Bai (モック・バイ)
- プノンペンナンバープレートのボロいバス
- カンボジア側国境 Bavet (バベット)
- バナナの葉に包まれたソーセージ(甘くなくて酸っぱくなくて美味しかった)
- Wi-Fi付きのバスだけど、繋がらない
- 50センチくらいの幅の通路
- 2人ではキツキツの寝台バス
- プノンペンに到着して、一発目の1ドル定食は酸っぱいスープのおかずで非常に不味かった
- 小洒落たカフェスタンドで飲んだ200円くらいのカフェラテ(Wi-Fi付き、ウマイ)
- クラッシックなプノンペンの3輪オートタクシー
- いきなり土砂降りになったパブストリート
陸路で国境をバスで超えてプノンペンへ
覚えていないが、変な夢を見て起こされた。
ベトナム側の国境の門が開いたようだ。時間は午前6:30だったかな。建物内のトイレに行こうとすると、金を出せと小さなおばさんにカツアゲされた。小銭を持っていないというと、1,000円分程のベトナムドンをカンボジアリエルに変えてくれた。おばちゃんは両替もするんだと、納得しつつ、荷物はバスに置いたまま、ゆる〜く出国審査を通り、ゆる〜くバスで数分の、カンボジア側の国境ゲートまで走り、入国審査をゆる〜く通り抜けた。
おじさんがポロポロのバイクでタバコを吸っているぼくに近づき、何か大きな葉に俵形に巻いて、ピンクの紐でハムのように縛った何かを売りに来た。腹が減っていたので、いくらか尋ねると、200円くらいだと言う。バスの運転手が食べているのを見ると、ソーセージだった。かなり大きなベビーハムの味だ。実に美味しかった。
そしてバスに乗り込み揺られて爆睡した。やがて日が昇り、暑くなってきた。ぼくは、壊れたエアコン吹き出し口に詰めていたカーテンの端を外し冷気を求めた。そしてまた眠りにつき、起きた時はプノンペンだった。
ボーッとしたまま、友達になったパキスタン人二人が、トゥクトゥクの交渉など、色々世話してくれた。目的のホステルは2キロ先で、1ドルの流しシクロ(バイクタクシー)に乗って、宿へ着いた。面白いパキスタン人だった。日本人はパキスタンでも何かしたのか?ニュースを見ないといけない。
Happy Hostel
Booking.comの最安値のドミトリーでエアコンなし、扇風機付きで3ドル。通された部屋は街中のため、長細い建物の1階中央にある、窓がないので、昼間から蛍光灯がついている。部屋に入ると、どんより篭った空気と、どんよりした、インド人、日本人の青年が仲間に加わって、仲良くした。何かの匂いと同じだと感じたのは、拘置所、留置所、刑務所共通の匂いだ。気分も滅入ってくる。3日も予約してしまった。暑いが、濡れタオルと扇風機で我慢するかと、思っていたら扇風機が初日に壊れた。ううむ、そして便所の蛾が多い。マリオブラザーズでピョンピョン跳ねる奴だ。当然、蚊も多い。全身に蚊よけスプレーを塗ったが、めくれたシャツの間を狙われた。尻も。夜は特に部屋の温度が2度以上高い。よく3日間我慢できたもんだ。ぼくには、いや人間には最低限の生活として日光と、風通しが必要だ。エアコンがあれば問題ないのだ・・・
でも、シーツは白いし、枕は非常に臭かったが。インド人は臭くなかったし、お湯のシャワーが勢いよく出るし、立地は良いし、エアコンがあれば良いだけだ。
野生的行動
初めての場所に来た時、生物行動としてまずは、辺りを散策して、土地勘を養う。どこに何が売っているか、街の規模を測るのも大事だ。プノンペンは、サイゴンのように、人は多くないので、車両の数も少ない。勿論、ゴミもサイゴンより少ないだろう。安宿の通りはいくつかあって、白人男性のイケてない老人が、女を買いに来ているところは、ラオスのビエンチャンを思い出した。ナイトクラブのような、バーから手招きで客を呼び込む。時には頰にキスまでして。しかし後にこの街は東南アジアで一番エイズが蔓延していることを知った。サンタマリア・・・
宿の同じ部屋に、日本人のタクヤ君がやってきた。彼もまた、仕事を辞めて世界一周を始めたばかりの若者だった。彼とメシを一緒に食べ、コーヒーやジュースを飲み、デートのような毎日。日本でやると、気持ち悪いのだが、なぜか海外だと平気だ。同じような男同士の地元民、外国人が多いからかもしれない。
ATMでUSドルが出てきた
カンボジアは、ATMで米ドルがキャッシングできる。店でも米ドルと、カンボジアリエルが使えるのだが、お釣りの計算が難しい。ここ、旅行者の多い通りでは、プラスチックの風呂の椅子みたいなのが置いてある屋台で、ご飯とオカズ、スープ付きで、6000リアル約1.5ドル。スープなし、チキン少々と、目玉焼きと、ご飯、スープ無しで、1ドルの所を近所で見つけた。
プノンペンの市内バスは最近できたようで、どこまででも1500リアル約0.75ドル。あとは、街の交差点には、二輪の100ccにトレーラーを付けて馬車のようになった、トゥクトゥク。約1ドルで1キロほど走ってくれると思う。シクロは2キロから3キロを1ドルで走ってくれた。トゥクトゥクや、シクロは人の良さそうな顔の人を選ぶのが吉。因みにトゥクトゥクや、タクシードライバーは、大麻も売っている。それらしき旅行者を見つけると、小声で、マリワナと言ってくる。安かったので、試しに買ってみた。値段は10グラム10ドルから20ドル。
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