パーイ2日目
適度な硬さのマットが敷かれたテントで目覚め、ファスナーを開けると、目の前には川があり、斜めからの朝日で緑の草木を美しく照らしている光景が広がっていた。
潜水艦のような二段ベッドのドミトリーとは違う爽やかさの目覚めを味わえるのだ。
気温は28度くらいだっただろうか、野外なので日が照ってくると急に暑くなってくる。
上半身裸のまま、腰に布を巻いてしばし辺りを散歩してみても、何も気にすることは無い。そのまま木陰にある竹編みのタイ伝統的ハンモックに揺られてボーッとする。そして、同じキャンプの住人に挨拶をして、受付にあるフリーバナナとインスタントコーヒーをいただく。
自分が選んだ宿なので、当然自分と似たような感覚の客が集まるわけであり、このパーイの選択自体も必然的な同じ「バイブス」の集まりと言える。そして、何のストレスも抵抗もなく自然に通じ合える仲間となるのだった。
この感覚は、昔日本でよく行っていた「祭り」と呼ばれるヒッピーとラスタマンのギャザリングの雰囲気と同じだった。パーイでは、毎日が「祭り」なのだ。
35Bで食べれるタイ料理 Air Restaurant
35B(約122円)で色んなタイ家庭料理が食べれるパーイではかなり安い定食屋。
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