ミャンマーの南の小さな街ボッピン

Bokpyn MG Lay Guesthouse

長距離乗せてくれたバイクの旦那から、「ここから先がポッピンだ。ヘルメットがないと捕まるから歩いて行きな」と言われ、数百メートル歩くとポッピンの街にたどり着き、オフラインマップを見るとすぐそばにゲストハウスがある。直感で良い宿の気がして尋ねると一部屋6000チャット(約450円)だったので即OKした。パスポートを預かられ、二階の部屋に案内された。スタッフはとても感じが良く、広々した宿はとても清潔で、ニスで光った板張りの部屋へ。蚊帳がありセミダブルのベッドには抱き枕と真っ白なシーツ。エアコンはないが扇風機と、鏡と荷物置きがある。トイレとシャワーは共同だが、清潔で蚊はいなかったしカビも見なかった。シャワーは弱すぎるくらいだが、大きな桶には蓋が付いている。蓋がないとボウフラが湧くからだ。常温だが無料の水サーバーあり。キッチンはないが、近くに安い食堂がたくさんある。

荷物を置いて街を歩いてみた。

その日は独立記念日で、市場の横の広場でスポーツのイベントがあり町中の人が集まっている。綱引きや、よくわからないルールのゲームや、目隠しアヒル捕まえ大会にはウケた。

皆の喜びようが普通じゃなかったのは、素朴なのではなくて賞金が出るかららしい。その広場に入るや否や、一斉にこちらに目を向けて、子供達は「ハローミングラーバ」、大人は珍しい生き物と一緒に写真を撮るので、若干ロックスターにでもなった気分だ。アイスを奢ってくれる人までいた。私は色白で、それでもかなり日に焼けたのだが、彼等彼女らからすると真っ白のようで珍しいようだ。座っていると子供達が集まり、次に不良の大人が横に座る、不良っぽいのだが、とても気が良くて優しそう。この街で外国人旅行者はまだ見ていない。街を歩けば羨望の眼差し。子供も大人も恥ずかしそうに挨拶する。

近所の食堂で牛肉のヒン2000チャットを頼むと、ダルスープ、ミントの葉、お代わりご飯、塩と唐辛子が付いてきたので、高いと思ったが大満足。しかし日焼けのせいもあるが、昼間は暑くすぎて外に出れない。

goo.gl/maps/Djh5Nud2qk5eSXsA6

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